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就活コラム
2014年5月16日

マッキンゼーから震災復興へ。そして大学生にいま、知って欲しいこと(RCF復興支援チーム 藤沢烈氏からのメッセージ ~前編~)

Jobweb主催のイベント「Jobweb Style 2012 Summer ~自分らしさの枠を広げるキーパーソンとの出会い~」で、元マッキンゼー、RCF復興支援チームで東北復興に関わる、藤沢烈氏による特別講演が行われた。

世界一のコンサルティングファームから独立し、現在は東北復興に関わるという異色のキャリアをなぜ決断したのか。マッキンゼーの経験が復興の仕事に活かされているのは何故か。震災を機に感じる今後の日本などの観点から、今の大学生は何をすべきなのだろうか。


<藤沢烈氏プロフィール> 
一橋大学卒業後、飲食店経営、マッキンゼーを経て独立。「100年続く事業を創る」をテーマに講演・コンサルティング活動に従事。創業前の若者に1億円投資するスキームを企画運営し、話題を呼ぶ。「雇われ経営参謀」として500人以上の経営・企業相談を受けてきた。
2011年3月11日の東日本大震災を機に、コンサルティングは休止。震災復興を支援する(社)RCF復興支援チームを設立。復興庁政策調査官も務める。

藤沢烈Blog:http://retz.seesaa.net/
Twitter:@retz  
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世界を手段としてとらえない、世界は意味を持つと考える

インターンに参加したら、就職に有利になるだろうか。意識が高くなり、就活には確かに有利だろう。それならば、勉強したらコンサルタントになれるだろうか。あなたなら、この問いにどう答えるだろう。藤沢氏によると、「ビジネス研究会などでビジネスの勉強をしていると、むしろコンサルタントになれない傾向にある」という。

コンサルティング会社の面接では、ビジネスに関連したお題が出される。たとえば「あなたはスカイライナーの経営者です。スカイライナーを使って成田まで行く顧客を倍増するにはどうしたらいいか」などだ。この時、コンサルタントの勉強をしている研究会メンバーなどは、「マーケティングの4P戦略が使える」「あの理論が使える」と考えてしまいがちだ。しかし、元々理論はあくまで経験者が頭を整理するために使うものであり、経験を積んで初めて役に立つものだ。経験もないのに使おうとすると、知識はあるが知恵は出ない人間だと見なされてしまう。

「マッキンゼーに実際に受かったのは、地球物理学者、法学部助手、ネットベンチャー経営者、そしてバーテンダーなどだった。バーテンダーは私です」と藤沢氏。みな元々コンサルタントになりたいとは思ってはおらず、どこかで挫折した人たちばかりだった。地球物理学者になりたかったけれど道をかえて、コンサルタントを目指したというような人たち。共通するのは「大学時代に何かにコミットしている」ということだけだ。

インターンはすばらしい体験ができる。しかし、就職のための手段としてとらえず、前のめりになって意味を見つけることが大切だ。インターン生を募集している人たちはみんな本気で、そのことに命を賭けている。その状況に少しでも近づくことが重要なのだ。

「つまらない仕事だけれど将来役に立つかも」と思ってやるのでは、結局何の役に立たない。就活を手段としてとらえず、逆に真剣にのめり込んだ人の方が就活がうまくいったり、コンサルタントになれたりするものなのだ。本当にのめり込んでその道で一流になれるまで頑張ることが重要というわけだ。

「世界を手段としてとらえないこと、世界は意味を持つと考えること、目の前のチャンスに全力投球し続けること。これをどれだけ濃密に繰り返せるかということでしか、あらゆることは実現できないと思っています」(藤沢氏)。


ミニコミ誌創刊、ネットワーク活動に励んだ学生時代

藤沢氏は学生時代、ある出版社のスポンサーを得てミニコミ誌を創刊した。19歳の時だ。東京の進学校に通い出したものの、50人のクラスで後ろから数えた方が早い順位になってしまった藤沢氏。勉強こそ取り柄だったことから、挫折感を味わった。同級生の才能に刺激を受けて雑誌を創刊したのは、そんな時だ。自分に自信がなく、書いて見せたいと思わなかったため、編集に徹した。しかし逆に編集に徹したことで、周囲から高い評価を受けた。その時、「自分ができるかどうかではなく、周りが価値と思うことを伝えられることが重要」と感じたという。

ネットワークパーティを開催し、毎回100人参加するようになったのは21歳の時。「狐の木」というサロンバーを開業したのは、22歳の時だ。その結果、同年代が「インターン」「社会起業」「若手政治家」「ネットベンチャー」に取り組むきっかけのひとつになった。

しかし、サロン店作りは失敗に終わり、またもや挫折を味わうことになる。毎月赤字で、初期のスタッフも一年でほぼ退社。経営に負われるあまり、本来のネットワークの場の提供も実現できなかった。2001年には閉店することになってしまった。


うまくいかなかったマッキンゼー1年目

経営を学ぶためにマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社したのが、25歳の時だ。経営のスキルを獲得するために入社を決めたものの、成果が思うように出せずにもがき苦しんだ。1年目は最悪で、飲食店を出した経験からくる自信はあったものの、まったく結果が出せなかった。毎週6.5日勤務で残りの半日は寝ているだけという日々を過ごした。友達と会いたくないので、仕事して寝ることの繰り返し。

1年目の大晦日の日、仕事から解放された藤沢氏は「明日から3日間休みがある」と気づいた。しかし、実家にも帰りたくないし友達にも会いたくない。そこで、プレイステーション2と「バイオハザード」を買って、一日15時間くらいぶっ通しで、ひたすらゾンビを倒し続けた。そんな精神状態になってしまうまで、追いつめられている時期もあった。

「自分はコンサルタントには向いていない」と諦めることも考えていた。その時、エティックというNPOを運営している友達に相談に乗ってほしいと言われて、事業づくりを手伝うことになった。論理的にビジネスを組み立てることが役に立ち、自信が復活してきた。かものはしプロジェクトという、大学生による新しい海外支援の取組みの立ち上げも手伝った。事業のスタートに貢献できた。すると不思議なことに、本業もうまくいくようになった。


ベンチャー支援、書評ブログ開始

しかし二年目がおわったタイミングで、マッキンゼーからは卒業することになる。仕事は面白くなっていたが、相談が増えて強くコミットすることを考えたのだ。27歳のことだ。

独立して手がけた仕事に、「一人シリコンバレー創業プロジェクト」がある。2000年前半には、起業家が金銭的なリスクを取らない限り、ベンチャー起業はできない環境があった。「未経験でも優秀な人がいたら一億円投資する」スキームを、上場起業や投資会社とともに企画運営した。500から事業プランが寄せられ、1人に投資することができた。

創業支援のとりくみは、一時期順調だったものの高すぎる目標を掲げたために組織に無理が生まれてしまう。事業は失敗し、15人いたスタッフも最後は一人になってしまった。またもや挫折を味わうことになる。
その後、30代半ばにもかかわらず自分探しの日々になってしまう。1年半で1300冊の本をひたすら読み続けた。一日3件くらいスターバックスを回りながら、一日3冊読み、書評ブログを書いた。旅行も始め、半年で20都市を回った。「論理的な事業計画にこだわりすぎて、時代の流れやビジネスの本質を理解できなかった」と述懐する。

100日くらい経ち、書評ブログを書くうちに、出版社から献本がくるようになった。1日1冊届く時期もあった。講演、書評の仕事もくるようになった。

「僕の人生で分かることは、迷いながらもコミットすると、周囲から必要とされる要素が見えてくるということ」と藤沢氏は語る。書評ブログも300冊書いた頃から献本が来たし、海外も10カ国くらい回るうちに講演依頼や、海外と日本をつなぐ仕事をしてほしいと言われたこともある。どんなことでも、本気でのめりこむと仕事になるというわけだ。


次回は、藤沢氏の現在、復興支援団体を立ち上げてからと、震災の今を聞く。

後編はこちら:マッキンゼーから震災復興へ。そして大学生にいま、知って欲しいこと(RCF復興支援チーム 藤沢烈氏からのメッセージ ~後編~)


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