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就活コラム
佐藤 孝治
佐藤 孝治
2019年7月26日

企業が求める人材像(人物像)から紐解く、就職活動で成功する人の特徴

企業が求める人材像(人物像)とは?

あなたはこの問いに答えられるだろうか。学生の就職活動は、裏を返すと企業の採用活動である。企業がどのような人材を採用したいのかを知っておくことは就職活動に臨む上で目的意識を育むことにつながる。



目次

企業は活躍できる人が採用したい
企業が求める人材は、自分で考えて行動できる人
仕事人としての即戦力性は、自分でものを考えられる力
自分自身の「行動原則」があるかないかで判断できる
就職活動で成功する人の特徴


企業は活躍できる人を採用したい

「入社後に活躍できる人の要件や要素」を短い言葉の中に結晶化したものが、企業が求める人材像だ。

ここで「活躍できる人」という表現はやや曖昧なので「利益に貢献できる人」と置き換える。企業は利益をあげるために存在していることを踏まえると、この表現の方がしっくりくる。

ここで、会社が利益をあげるために行う活動を大きく分けると次の4つに整理できる。

・売れる商品やサービスを作る
・売り上げを増やす
・コストを削減する
・資産を運用する

つまり、この4つのどこかで貢献できる人が、企業で「活躍できる人」なのだ。


企業が求める人材は、自分で考えて行動できる人

企業の「利益に貢献できる人」は具体的にどんな人なのだろうか。

それが分かれば、就職活動で成功するためにポイントが見えてくるはずだ。企業の採用ホームページに掲載されている「求める人材像」や、企業が外部メディア等で発信している情報を見ていこう。

日立製作所

困難に立ち向かい、最後までやりとげられる人財

メルカリ

Go Bold - 大胆にやろう(リスクテイクできる人)

東京海上日動

発意に溢れ、自ら考え、発信し、行動する個性豊かな人材

任天堂

覚悟をもって困難に向き合い、お客様の笑顔のために前向きに挑戦を続けていける人

JAL

失敗を恐れず常に新しい事に挑戦し、人任せにすることなく最後までやり遂げる人財

アクセンチュア

信念に基づき、主張し、実際にやりとげる

ソフトバンク

ソフトバンクの変化を楽しみ、何事もチャンスと捉え挑戦する人

どうだろうか?

一読してかなりの共通性があることに気がつくだろう。挑戦、リスクテイク、やり遂げる…、色々な言葉があるが、抽象化すると、企業が求める人材像とは「自分で考えて行動できる人」なのである。


仕事人としての即戦力性は、自分でものを考えられる力

企業が求める人材像は「自分で考えて行動できる人」だということが分かったのだが、実際はどうなのか? 企業が求める人材像というのは建前なのではないか?

採用を担当している人事に話を聞いてみた。
<人事のお話>
当社に限りませんが、企業が変化を求められるスピードが速くなって、企業もなんとか変わらなくてはなりません。常にチャレンジを繰り返さないと淘汰されてしまう時代です。その中で求める人物像というものも変化しています。

かなり長期的に人を採用して、その中で振り分けてという従来の雇用のスタイルから、どの企業も即戦力ということが求められてきているのではないでしょうか。

ただ、即戦力という言葉に気をつけてほしいのですが、よく言われるような「新卒はポテンシャル、経験者は即戦力」というような意味での即戦力ではないのです。会計ができるとか、C言語が書けるとか、そういうスキルベースの話ではない。

「仕事人としての即戦力性」とでも言うのでしょうか、新卒だろうが、第二新卒であろうが、経験者であろうが共通して求められる即戦力性なのです。

それはどんなものかというと、具体的なスキルではなくて、「自分でものを考えられる力、自律性」ですね。重要な決断に際しても、自分でリスクを取って道を選べる人というのがポイントです。大学での学生達の行動の中にも、そういうものが見えている人を採りたい。

会社に入ると、自分で決断しなければならないタイミングがたくさんあります。自分の判断ひとつで大変なことになるという場面がたくさんあります。「ここは会社任せでいいや」とか「部長がこう言ったから」といった話で行動されては困るのです。
さて、この話を通じて、企業が求める人材像は、きちんと採用の現場でも重要視されているということが分かったと思うが、ここでポイントになるのは「仕事人としての即戦力性」という言葉だ。

即戦力というと、ある種のスキル、専門分野の知識、業務経験といったものをイメージするが、「仕事人としての即戦力性」という概念における即戦力とは、具体的なスキルではなく「自分でものを考えられる力、自律性」なのだ。


自分自身の「行動原則」があるかないかで判断できる

では、企業は「自分でものを考えられる力、自律性」をどのように判断しているのだろうか?

同じ人事に話を聞いてみた。
<人事のお話>
どうやってその資質を発見するかというと、それは比較的簡単です。

その人の中に自分自身の「行動原則」があるかないか。そこを見るのです。行動原則のない人というのは、目の前に現れるさまざまなものに手を出す。そして仮に失敗しても、行動に原則がないから何を修正すべきなのかわからない。なので、同じ間違いをまた繰り返します。経験に学ぶことができないので成長しません。

それに対して行動原則のある人は、たとえ失敗しても、そのたびに経験に学んで原則を修正する。そのため行動原則がどんどん成功できるモデルに高まっていきます。こういう人は必ず成長する。別にその原則は間違っていても構わない。大事なのは自分の行動軸があるかどうか。それに基づいて行動している人ならば、間違いはとてもいい経験になるのです。

学生の中にも表面だけみたら成功している人はたくさんいます。例えば体育会で何かの大会で優勝したとか、サークルでイベントを成功させたとか。それは話だけ聞くとすごいことのように見えますが、企業にとって大事なのは、その成功が企業の中で再現できるものであるかどうかです。

その判断のポイントはやはり行動原則の有無にあります。

その人が自分の行動原則に沿って動いた結果、その成功がもたらされたのであれば、企業に入っても同じ成功が再現できる可能性は高いといえます。自分の中に成功を導く「黄金法則」のようなものを持っている人ですね。

それに対して、成功はしていても、そこに何らかの行動原則が感じられない場合、その成功は偶然か、自分の実力以外の他の要素が原因になっているのではないかと考えるのが自然です。

人事担当者としては偶然性を排除しないと、人を採用する際のリスクになります。その判断ポイントは「自分のルール」を持っているかどうか。「自分のルール」をしっかりと持っていれば、成功の再現性は高いと判断してほぼ間違いないのです。
さて、この人事の話に出てきた

「行動原則」
「黄金法律」
「自分のルール」

といったキーワードこそが「自分でものを考えられる力、自律性」の意味であり、企業が求める「仕事人としての即戦力性」に他ならない。


就職活動で成功する人の特徴

最後に、学生の就職活動を支援する立場から、就職活動で成功する人の特徴について触れておきたい。

就職活動で成功する人は、学生時代に一生懸命に頑張ったことがある人だ。アルバイトやサークルなどの課外活動などでやり遂げた経験がある人に企業からの内定が集中している。そう、彼・彼女らは、何かやり遂げるプロセスを通じて自分自身の「行動原則」を確立していったのだ。

あなたには、自分自身の「行動原則」があるだろうか? それを確かめるために以下の質問に答えてほしい。

<質問>
・あなたが学生時代頑張ったことは何か?
・その頑張ったことではどんな目標を掲げていたのか?
・そして、その目標を達成するために、どのような戦略で対応したのか?
・結果はどうだったのか?
・自分のやり方は通用したのか?
・通用しなかったとしたら、その原因は何であると分析し、どのように改善したのか?

こういった質問にすらすらと答えられる場合は、あなたには自分自身の「行動原則」があると言えるだろう。

佐藤 孝治
佐藤 孝治

株式会社ジョブウェブ 代表取締役会長
公益財団法人日本ユースリーダー協会 理事
一般社団法人アスバシ教育基金 理事

1972年東京都生まれ。早稲田大学社会科学部卒。就職活動後、大学4年生の96年10月ジョブウェブを創設。97年7月アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。99年10月ジョブウェブを法人化し代表取締役社長就任。以後、学生の就職支援と企業の採用支援を通じて、 学生と企業の本音コミュニケーションをサポートしている。2013年7月より代表取締役会長に就任。著書に「<就活>廃止論(PHP出版)」「内定の原則(英治出版)」等。

Facebook: kojisato515
Twitter: @kojisato515
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佐藤孝治
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