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業界研究
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2015年6月30日

【広告業界研究】入社5年後のマーケターの仕事と生活編

広告業界という「森」を遠くから眺めるだけでは、業界の理解は深まりません。広告業界を構成するそれぞれの「木」を一つ一つ見ていくことでこそ、業界理解を深めていきましょう。

今回は入社5年後のマーケターの仕事と生活編となります。


◆商品の新たな価値と市場を創出できるのが醍醐味

広告の制作には、何を表現するのか(WHAT TO SAY)という部分と、どうやって表現するのか(HOW TO SAY)という部分の二つの側面がある。

マーケティングプランナーのIさんが担当するのは、もちろん前者である。つまり、効率よく最大限の効果を上げるためには、どういう広告にしたらいいかということを企画・提案するのが、入社7年目のIさんの仕事なのである。

そのためにはまず、あらゆる市場動向を調査・分析し、消費者のニーズを的確に把握しておく必要がある。営業などと比べると確かに地味な仕事ではあるが、そこで得られるデータは企画・提案の基礎となるものだけに、Iさんはいつでも真剣勝負だ。

あらゆる領域に興味を広げ、文字通り神出鬼没、どこにでもひょいひょいと出かけていき、いろんな人に出会って、自分なりに情報ネットワークを広げる努力を続けてきた結果、今では、少なくとも同僚の中では自分が一番広範なネットワークを持っているのではないか、とひそかに自負するくらいになっている。

Iさんは、そうしたネットワークをフルに活用してデータを収集し、それを基に商品の価値を最大限にアピールできる広告プランを練り上げるのである。そのプランは時には新しい価値を生み出し、市場そのものを創出することもある。

それは言うまでもなく、Iさんにとっては仕事の醍醐味であるが、広告会社にとっては業績を左右する極めて重要な業務でもある。だからこそ、Iさんはやり甲斐と責任の大きさを実感しつつ、いつでもアグレッシブに仕事に取り組んでいるのだ。


◆時にはインターネット調査会社と共に情報収集も

いつものように午前9時半ごろに出社したIさんは、すぐに会議室へ。

あるアミューズメント企業の広告を企画・提案するために基礎データが必要であり、そのための調査を依頼したインターネット調査会社の担当者が打ち合わせのために来ているのだ。

Iさんは、この際だからできるだけ幅広くレジャーの実態を調査してみようと考えて、自分なりに調査項目を想定していた。それを一つの目安にして、過去1年間の休日日数、宿泊レジャー日数、日帰りレジャー日数、レジャー同行者の内訳、レジャー予算、使ったレジャー施設、興味があるレジャー、行ってみたいレジャー施設などを調査してもらうことで合意ができた。

かつては調査員に依頼して行っていたが、今はインターネットでできるようになっているので、便利になったとIさんはつくづく思う。しかし、その結果を盲信することだけは戒めている。

Iさんは休む暇もなく次の会議へ臨む。20名の主婦モニターに、来春発売予定の家庭用洗剤の使用調査をするためだ。商品の特徴を説明した後、ネーミングやパッケージデザインについて忌憚のない意見を聞いてみる。

競合商品との類似性が指摘されたので、キャンペーンを展開する前に一考の必要がある。Iさんは、秘密の保持を固く約束させて、全員に商品を3本ずつ手渡し、1週間後に使用感についての意見を聞くことにする。


◆クライアントに大胆に広告戦略の転換を提案することも

近くのコンビニから買ってきた弁当でさっさと昼食を済ませると、Iさんは有力クライアントであるJ社の企業イメージアップ広告の戦略立案に取りかかる。

競合各社の過去1年分のマスメディア広告やインターネット広告などのデータを資料センターから借り出し、広告表現を比較・分析する。いずれも似たり寄ったりで、新鮮味がない。

そこで今度は、異業種で話題になった企業イメージアップ広告を調べてみると、随分と大胆な表現を取り入れているものがある。Iさんは、思い切った広告戦略の転換をクライアントに提案することにする。 

午後4時、クライアントの食品メーカーK社が実施したキャンペーンの広告効果調査の結果が集計されてきた。K社からの催促に応じて特急で仕上げたものだが、幸いにもキャンペーンが売上高の増加につながったことが明らかになっていたから、胸を撫で下ろした。

明日、正式な報告書としてK社に提出することにする。


◆新製品の開発にもスタート時点から関わる

午後6時半。Iさんにとってのその日の最後の会議が始まった。

営業、クリエイティブ、SP、PRなど各部門のスタッフが集まり、有力クライアントL社の新製品開発に向けたアイデア会議である。L社は、高い技術力を持ちながら、それを商品開発に活かし切れないで、長い間、業界では2位グループに甘んじている。そこで、会議ではこんな商品が開発できたら面白いんじゃないか、と思われるものを遠慮なしに提案し合った。

実にさまざまなアイデアが飛び出した。一旦、アイデアが詰まると、誰かが話題になっている商品の話を始めたのをきっかけに、再び活発なアイデア合戦が始まる。Iさんも、疲れを忘れて議論に熱中した。そして、3日後に全員で詰めの作業をすることにして散会する。

空腹感と快い疲れが、Iさんを近くの行きつけの寿司屋へと向かわせる。軽くビールを飲みながら鮨を摘まむ。Iさんにとってはまさに至福の時である。それこそがIさんをリフレッシュさせ、明日も頑張ろうという気にさせるのだ。


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