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業界研究
就活コラム
2015年7月9日

【就活の業界研究】IT業界の仕事人「日本コントロールシステム株式会社で、システムエンジニアの仕事に携わっている角田さん」

働く人「業界の仕事人」の実際を知ることは、仕事のイメージを具体化することであり、それは立派な業界研究になります。

今回の「業界の仕事人」は角田 大(つのだ・だい)さん。日本コントロールシステム株式会社で、システムエンジニアの仕事に携わっている角田さん。その仕事の実際とは?

それではどうぞ。


◆持ち前の積極性で新しいことにチャレンジ

大学では機械工学を学び、パソコンについては一通りの知識を持っていた角田。就職を目指した2002年頃はやんわりと景気回復気味ではあったものの、まだ明るい兆しの感じられない就職難のまっただなかだった。

そうしたなかで角田がIT系の日本コントロールシステムに入社しようと思ったのは、ホームページやパンフレットに書かれてあった自由で風通しのよさそうな社風と、堅実な業績に惹かれたからだった。そして機械系の企業よりはIT系企業のほうが、先行きに希望が持てそうな気もしたからだという。

同社は、半導体のマスクデータ処理システムにおいては日本では圧倒的ナンバー1のシェアを誇るだけでなく、通信制御や画像処理などでも独自の技術を持ち、IT業界でユニークな地位を築いている企業である。

技術者ばかりで創業した同社は、基本的に部課長などの役職はなく、給与体系はガラス張り、完全フレックス制、さらには服装も原則自由といったように社員が気持ちよく働ける環境が用意されている。

業務はすべてプロジェクト制で、やりたい人間のみを参加させ、やりたくない人間を強制的に参加させることはない。これらは大企業における悪弊を反面教師とした創業メンバーが、いかに技術者がモチベーションを高く持ち続けて仕事にのぞめるかを熟慮したうえで築かれたシステムである。欧米のIT企業では当たり前のように採用されているこうした社員本位の考え方も、日本で実現している企業は非常に少ない。

角田も入社後にそのありがたみをいろいろなシーンで受けることになるのだが、入社当時はそのことに気づかず、仕事に慣れるのにがむしゃらだったという。

角田「まず4カ月間、プログラミングなどの研修をみっちり受けました。経験したことのないことばかりでしたが、なんとか覚えることができました。最初に受け持った仕事は、ISPの顧客管理システムです。プロジェクトチームに入って、こういうのを作ってくれと言われた部分をやるところから始めました。そのあと、通信網のシステムづくりを1年ぐらいやってから、カーナビ関係のソフトを2年ぐらい担当しました。

そのときは自分がプロジェクトリーダーをやりたいと思ったので、思いきって立候補してみたら任せてもらえたのです(正直、驚きましたが)」

20代半ばでのリーダーは、同社でもかなり早い抜擢だったが、やる気のある人間にはやらせてみようという社風がベースにあったため、すんなり受け入れられた。とはいえ、上に立つ者には責任が伴う。結果を出さなくてもOKというわけではない。

日本コントロールシステムではノルマ制はいっさいないが、業績はそのまま賞与に反映されるようになっている。

そのため、角田はチームをうまくまとめるのに腐心し、スケジュール管理を心がけ、慣れないクライアントとの交渉にも積極的にのぞんだ。当初は、クライアントに「なんで素人みたいのが来るんだ」と叱責されたこともあったが、一生懸命に勉強しつつ取り組んでいくうちに段々と自信を持って対応することができるようになった。

今の労務環境とは違うが、当時は残業続きの毎日で、最高で月百時間になったこともあった。「うちは残業代がきちんと出ますから(笑)」と、自身は苦にすることもなかったようだ。

仕事に手応えを感じるようになった角田は、ある日、新規プロジェクトを大学と共同開発することにした。国内からは色よい返事は来ず、スウェーデンの大学からOKがもらえた。会社からもすぐにGOサインが出たが、角田は実は英語が話せなかったので、すぐに英会話学校へ通いはじめた(無論、全額会社負担にて)。

一見飄々とした角田だが、「なんでもやってやろう」という思いは人一倍強い。社の上層部では不安視する向きもあったというが、数カ月後に当の本人は一切臆することなくひとり北欧の地へ旅立った。

角田「以前にもアメリカの学会で、英語でプレゼンをしたことはあったのですが、そのときは付け焼き刃でしたからきちんと話せなかったのです。スウェーデンでは当然ですが、日夜どこにいても英語の連続でしたけど、なんとか普通に話せるようになりました。海外は日本よりも技術が進んでいて、会社同士の競争も熾烈でした。そういう状況を目の当たりにして、非常に広い意味でいろいろと勉強になりました」

結局、スウェーデンには1年半ほど滞在。大学の寮を借りて寝泊まりし、誰の助けを借りることもなく、現地の研究者とコミュケーションを図り、仕事をやり遂げた。帰国時には英語がペラペラになっている角田を見て、同僚たちも目を丸くしたという。

当然だが単なる語学だけではなく、海外企業とのパイプの強化や人脈づくりなど期待以上の成果を上げたため、彼の評価は格段に上がった。そして現在、角田が担当しているのは日本コントロールシステムの主力製品である「PATACON」というソフトウェアに近接効果補正という機能を加える仕事だが、このプロジェクトでもリーダーを務め、これまでの経験を活かして他社に負けない成果を上げるべく日夜努力している。

角田「ライバルは国内にはなくて、アメリカや欧州の企業ですが、うちのアドバンテージは、韓国、台湾をはじめとして世界中の顧客に迅速かつ丁寧なサポートができることです。お客さんの要望はとことん聞いて、それにすぐ対応するよう心がけています。

外国の企業だと、『ここが困っている』とお客さんから言われても、『そのような仕様だから』とか『次のリリースまで待ってくれ』などと対応するところを、うちだったら緊急に修正プログラムを作ったりします」

今や入社して12年目、自由な社風の中で着実に自分のポジションを高めてきた角田。数年前に同僚の女性と結婚し、最近子供も生まれたばかりとあって、公私ともに責任が増してきた。今後の活躍にはいっそう期待がかかるところだ。

角田「数年前にアメリカに支社ができたのですが、できればヨーロッパにも作ってもらって、支社長をやらせてもらえると嬉しいですね(笑)。それは半分冗談ですが、これからもうちの製品が世界中でもっと販売シェアを広げられるようなものにしていきたいと思っています。会社の利益を高めていって、自分の給料も、さらに上がっていくのが理想ですね」

社員の積極性を買う風土を持つ企業であるがゆえ、角田が海外支社を本当に任される可能性は少なからずあり得る話である。そして彼なら飄々と結果を出してくれるだろうと感じた(取材担当記者談)。


業界の仕事人プロフィール

角田 大(つのだ・だい)さん

1979年生まれ。早稲田大学理工学部卒。学生時代はバレー部に所属。会社に入ってからもクラブチームに入り、冬の週末はスキー場通いするなど、大のスポーツ好き。最近はバスケットボールに凝りはじめ、社内サークルに入っている。ちなみに会社への通勤も片道14分かけて自転車で通っている。


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