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就職ノウハウ
就活コラム
2015年5月7日

有価証券報告書から読みとる、倒産しそうな会社のサイン(兆候)とは?【就活に役立つ会計知識】Vol.14

就活に会計知識はどの程度必要なのか?

この問いの答えは、就職活動というものの捉え方によって変わってきます。就活を志望企業に入社するための選考対策という狭義で捉えるならば、会計の知識はほとんど必要ないでしょう。

ですが、就活をビジネスパーソンとして活躍するための準備という広義で捉えるならば、知ってほしい、知っておくべき会計の知識はたくさんあります。そして、その会計知識は、結果的に狭義の就活でも役立てることができます。

三択問題のクイズ形式で、分かる、使える、【就活に役立つ会計知識】。

それではどうぞ。

倒産の危機

※画面を一気にスクロールしてしまうと回答が見えてしまいます。どうかご注意ください。


問題

10年後に倒産するであろう会社を予言し、的中させることはできないものですが、1~2年後に倒産しそうな会社であれば話は変わります。

さて、ここで問題です。有価証券報告書を提出している上場会社において、倒産する会社にみられるサイン(兆候)の説明として適切な回答を、以下の選択肢の中から選んでください。

<選択肢>
1:当期の利益が赤字である
2:債務超過に陥っている
3:売上が減少している


解答

正解:2

<解説>
自分が就職した会社が倒産しないほうが、望ましいに越したことはありません。近年の変化の速い時代においては、10年後に倒産する会社を予想するのは難しいですが、倒産する可能性が高い会社の兆候は見極めることができます。

最低限、自分が就職を検討している会社については、下記3つのポイントを確認することをお薦めします。

1. 継続企業の前提に疑義が生じている旨の記載がある
企業は、継続して事業を営むことを目的としています。ただ、倒産してしまうと事業を継続することができません。現在の会計のルールでは、公認会計士が監査を行い、継続企業の前提に疑義がある(倒産する可能性を否定できない)場合には、有価証券報告書において、継続企業の前提に疑義がある旨とその内容などを記載することが求められています。

もちろん、継続企業の前提に疑義があるからと言って、直ちに倒産するわけではないですが、倒産する可能性がある程度はあるという事実を示していますので、必ずチェックしたいポイントです。

2. 債務超過に陥っている
貸借対照表の純資産の部の合計金額がマイナスとなっている状態を債務超過と言います。債務超過の場合には、資産の額よりも負債の額の方が大きくなっているので、大幅に業績が回復していく見込みがなければ倒産する可能性が高いと言えます。

また、債務超過になっていない場合にも、純資産の額が極めて小さくなっている場合には注意が必要です。具体的には、負債と純資産の比率を示す自己資本比率をチェックすることがお薦めです。

自己資本比率とは、資産に占める純資産(自己資本)の割合を示しているもので、上場企業の平均は30%程度になっています。つまり、100億円の資産に対して、負債が70億円、純資産が30億円ということです。

自己資本比率は業種によっても差がありますので、一概には言えませんが、一桁%になっている場合には倒産の危険が高まっていると言えます。

3. 赤字が何年も続いている
赤字が続いていても、純資産が潤沢にある場合には問題ありませんが、一般的には赤字が何年も続いている場合には注意が必要です。会社四季報などを見れば、過去数年分の利益の額は確認できますので、是非チェックしてみてください。


倒産のサイン(兆候)には、その他にも

・大規模なリストラをしている
・社員のやる気が低い
・離職率が高い
・社員の平均年齢が高い
・経営者同士が揉めている

など様々な事象がありますが、なかなか外部からは分からないものもあります。そのため、上記3つのポイントを確認するとともに、可能であればOB・OG訪問などを通じて、信頼できる内部の人にしっかりと話を聞くことをお薦めします。


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作者プロフィール

国見 健介(くにみ けんすけ)氏のプロフィール写真
国見 健介(くにみ けんすけ)氏
東京CPA会計学院 理事/監査法人クラリティ パートナー/一般社団法人次世代戦略会議 代表理事

1999年公認会計士試験合格、2001年慶應義塾大学経済学部卒業。日本の教育をより良いものにするために公認会計士を目指す大学生の育成に尽力。人生のビジョンは「社会を担う志の高い若者に貢献すること!」、著書に「公認会計士の「お仕事」と「正体」がよーくわかる本 」(秀和システム)。

■学校法人東京CPA会計学院について
公認会計士の資格支援スクールとして日本で最初にできた歴史ある学校です。質の高い教材と講義により、公認会計士試験の大学在学中合格率46.6%(2014年度実績)を達成するなど、大学生を中心に高い支持を得ています。

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