ログインしてより便利に! 閉じる
いまお持ちのアカウントで簡単登録
ログイン
ログインするとより便利に!
お持ちのアカウントでログイン
会員登録がお済みでない方はこちらから
ログイン
友達にメッセージを送ろう
メッセージ
  1. トップ
  2. 就活コラム
  3. 就活準備
  4. アルバイトは年収103万円までに抑えた方がいい理由とは?【就活に役立つ会計知識】Vol.5
特集
就活コラム
2015年3月6日

アルバイトは年収103万円までに抑えた方がいい理由とは?【就活に役立つ会計知識】Vol.5

就活に会計知識はどの程度必要なのか?

この問いの答えは、就職活動というものの捉え方によって変わってきます。就活を志望企業に入社するための選考対策という狭義で捉えるならば、会計の知識はほとんど必要ないでしょう。

ですが、就活をビジネスパーソンとして活躍するための準備という広義で捉えるならば、知ってほしい、知っておくべき会計の知識はたくさんあります。そして、その会計知識は、結果的に狭義の就活でも役立てることができます。

三択問題のクイズ形式で、分かる、使える、【就活に役立つ会計知識】。

それではどうぞ。

103万円の壁

※画面を一気にスクロールしてしまうと回答が見えてしまいます。どうかご注意ください。


問題

巷では「103万円の壁」という言葉があり、アルバイトをするなら年収が103万円を超えないように!という話を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

ですが、なぜアルバイトをする人は103万円までに抑えたほうが良いと言われるのでしょうか。その説明として適切な回答を、以下の選択肢の中から選んでください。

<選択肢>
1:学生の本分は学業であるため、そんなにバイトばかりしないほうがいいため。
2:103万円を超えると、所得税の支払いや、社会保険料の支払いが発生するため。
3:103万円を超えると、所得税の支払いが発生したり、扶養控除を受けられなくなるため。


解答

正解:3

<解説>
年収を103万円以内に抑えた方がいい理由は2つあります。

1. 本人の所得税の問題
所得税は、所得金額に一定の税率を乗じた額を税金として支払わなくてはいけません。

ただし、所得金額の算定においては、給料収入から103万円を控除できる仕組みになっているので、年収が103万円までは所得税が発生しません。加えて、学生の場合は、プラス27万円の勤労学生控除というものがありますので、年収130万円までは所得税が発生しないことになります。

なお、所得税は、上記金額を超えた分に対して課税されるため、上記金額を超えたからといって手取り金額が減ることはありません。

2. 扶養者の所得税が上がってしまう問題
所得税の計算上、上記103万円等の控除金額のほかに、養う家族がいる場合には、配偶者控除や、養う家族の人数に応じて扶養控除を受けることができます。

つまり、親や配偶者の所得金額を算定するにあたって、配偶者控除や扶養控除の金額を控除できるのですが、アルバイトの年収が103万円を超えると控除ができなくなる、または、控除額が減額されてしまいます。そのため、親や配偶者の所得税が上がってしまい、結果的に家族全体での手取り金額が減ってしまうことになります。

このように、アルバイトをしている本人の所得税は発生しなくても、家族(親)の所得税が上がってしまうため、103万円以内に抑えようという発想になります。

家族の所得税がどれだけ上がるかは、家族の収入に依存する(我が国では、累進課税制度が採用されているので、高所得者ほど高い税率が適用されてしまう)ため、一概には言えませんが、一般的に控除額は38万円ですので、38万円×税率分だけ、家族の所得税が上がることになります。

特に、19歳以上23歳未満の人を扶養している場合には、控除額が63万円になりますので、63万円×税率分だけ、家族の所得税が上がることになります。


ちなみに、

所得金額が130万円を超えると、健康保険料等の社会保険料を支払う必要性が出てきます。この金額が年間で30万円程度の負担になるため、130万円以上稼ぐのであれば、160万円から170万円程度は稼がないと、逆に手取り金額が減ってしまうことになります。

その他にも、大企業などでは、家族手当などを会社独自に支給している場合があり、この家族手当の支給基準も家族の給料が103万円までとなっていることもあります。

ですので、細かい話は抜きにしても、年収200万円以上稼ぐ気がないのであれば、年収130万円は「絶対に」超えないようにした方がよいと言われています。また、年収が103万円を超えなければ、扶養控除などのことを考えなくて済むので、アルバイトの収入は年103万円を超えないようにと言われています。

税金の知識は、知らないで損をしていることも多いので、これを機に、自分に関わりのある範囲内の知識を身に付けることをお勧めします。


「三択問題のクイズ形式で分かる!使える!」【就活に役立つ会計知識】まとめに戻る方はこちら

作者プロフィール

国見 健介(くにみ けんすけ)氏のプロフィール写真
国見 健介(くにみ けんすけ)氏
東京CPA会計学院 理事/監査法人クラリティ パートナー/一般社団法人次世代戦略会議 代表理事

1999年公認会計士試験合格、2001年慶應義塾大学経済学部卒業。日本の教育をより良いものにするために公認会計士を目指す大学生の育成に尽力。人生のビジョンは「社会を担う志の高い若者に貢献すること!」、著書に「公認会計士の「お仕事」と「正体」がよーくわかる本 」(秀和システム)。

■学校法人東京CPA会計学院について
公認会計士の資格支援スクールとして日本で最初にできた歴史ある学校です。質の高い教材と講義により、公認会計士試験の大学在学中合格率46.6%(2014年度実績)を達成するなど、大学生を中心に高い支持を得ています。

CPA

興味の有る方はこちらから。


ジョブウェブお勧めコンテンツのご紹介

◆1. コラムまとめページ
ジョブウェブ社員が作成しているコラム全てをまとめたページです。全てのコラムは3分もあれば読める分量となっています。通学時やお昼休みなど、ちょっとした空き時間に気軽にご覧ください。

◆2. 「就活準備」コラムまとめページ
今回ご覧頂いた「就活準備」に関するコラムだけをまとめたページです。

◆3. 就活攻略
博報堂、P&G、三菱商事、マッキンゼー、リクルート、トヨタなどの人気企業200社以上の内定者によ る内定獲得までのストーリーを公開しています。インターン選考情報から、エントリーシート情報、選考情報までが網羅されています。「就活攻略」は会員限定 の情報が多く含まれるため、事前の会員登録をお勧めします。


人がいいね!と言っています。
コメント
コメントはまだありません。
ログインすると、コメントを入力できます
Jobwebに会員登録すると、コメントを入力できます。
関連する記事