ログインしてより便利に! 閉じる
いまお持ちのアカウントで簡単登録
ログイン
ログインするとより便利に!
お持ちのアカウントでログイン
会員登録がお済みでない方はこちらから
ログイン
友達にメッセージを送ろう
メッセージ
  1. トップ
  2. 就活コラム
  3. 業界・企業研究
  4. 大企業を選択することの3つのメリットと、3つのデメリット
企業研究
就活コラム
2016年7月20日

大企業を選択することの3つのメリットと、3つのデメリット

大企業は人気だ。
このことは、今も昔も変わらない。

俯瞰視をする猫

私自身も学生セミナーなどで「どんな企業で働くべきだと思いますか?」と質問を受けた場合、条件付きで大企業を選ぶことを勧めている。今回は一般的に言われている大企業で働くことのメリット・デメリットを「ディベート的」に見ていくことにしよう。

ここで示されている議論を一つの材料に、皆さん自身も「自分が大企業で働く場合のメリット・デメリットは何だろう?」と考えてもらいたい。就活仲間と議論するのも良いだろう。

できたら、「健全な批判精神」を持って読んで欲しい。健全な批判精神をもちつつ、批判的に読むことにより、自分なりの考えを構築することにもつながっていく。

したがって、以下に続く議論を決して鵜呑みにしてはいけない。あくまでも、企業選びの一つの材料としての位置づけを忘れないで欲しい。


大企業で働くことの3つのメリット

【1】世間体がよい
概して日本人は世間体を気にして生きている。世間的認知をもって自己認識としている場合も多い。零細企業、中小企業、中堅企業に勤めるよりも、大企業に勤めている方が世間の受けが良い。家族や親類関係、交友関係に対しても印象が良い。大企業でも、特に有名企業に勤めることは、さらに世間的価値が高い。

従って、世間体や他人の評価が自分を測る中心軸となっている学生にとっては、大企業で働くことは大きな魅力だ。

【2】教育機会の充実
大企業は概して教育・研修の機会が充実している。新入社員研修に始まり、若手社員向け、中堅社員向け、管理職向け、役員向け、と組織階層別の研修が用意されている。加えて、業務内容に特化した専門研修も多い。グローバル企業においては社費留学制度を用意しているところもある。

成長意欲の高い従業員にとって、実務以外でも成長を支援してくれる環境が整っているのが大企業の大きな魅力だ。

【3】大きな仕事ができる可能性が高い
企業規模、資本規模により仕事の大きさは概ね決まってくる。もちろん、外部のベンダー(業者)との共同プロジェクトを組んで動く場合もあるが、主導権を握るのは資本規模の大きな方だ。若手の頃は大きな仕事を任せてもらえないのが現実だが、入社10年前後たち、それなりの実力がついたと組織内で評価された時に大きなチャンスが訪れる。

この大きなチャンスをものにできると、さらに大きな仕事へとつながっていく。仕事はドンドン面白くなっていく。面白さに比例して実力も上がっていく。大きな仕事をしたいと願う者にとっては、他の小さな規模の会社では決して味わうことが出来ない「大きな仕事」という魅力が大企業にはある。


以上が一般的に言われている大企業で働くことのメリットだ。

もちろん他にもメリットはあるだろう。よく学生が指摘する「安定している」だとか「給料が良い」だとかついては現在の市場環境、労働環境などの変化を鑑みるに、積極的な意味でメリットとは言い難いのであえて提示を控えた。

続いて、デメリットについて見ていこう。


大企業で働くことの3つのデメリット

【1】働き甲斐の喪失
大企業は規模が大きい。そのため、他の規模の企業に比べて安定・安心だという思い込みが生じやすい。それも時間を追うごとに無意識に。「寄らば大樹の陰」この心理が心の奥底に根付きやすい。このまま大過なく働けば役職も給与も上がっていく。

そんな安心感が働く者の緊張感を奪ってしまう。心の張りと働き甲斐は関係している。安定・安心だと思うその心理が、心の張りを喪失させてしまうのだ。

加えて、大企業は大きな「村(ムラ)」的世界が存在する。大企業へと成長した過程と大企業であり続けるための過程によって生まれた文化、慣習、しきたりなどの「暗黙の了解」が存在する。この「暗黙の了解」に対して合意的行動が取れないと様々な軋轢を生み、その軋轢を精神的に克服できない場合、追い込まれていく。働く意欲は失われ、あるいは奪われ、働き甲斐の喪失という状態に陥るのだ。

【2】思考停止
大企業は大きな「工場」だ。仕事のライン、領域、範囲、役割が明確に決まっている場合が多い。その決められた仕事の中でいかに効率よく働けるかが鍵となる。入社して数年は、このようなルーティン的な仕事をこなす毎日が続く。昨日のような今日、今日のような明日が、いつしかそれが「仕事」になっていく。それなりに日々は流れていく。

一般的に人は変化のない状態では成長しない。ルーティン化された仕事環境では、その状態が続くと考えないでも仕事ができるようになる。大きな変化を求められることもない。考えなくても生きていけるのだ。いつしか「仕事」だと思っていたものが、たんなる「作業」に変わり、思考は停止する。

【3】個人より派閥が力を持つ
大きな組織では個人の力など無きに等しい。いくら個人が優れていたとしても、その能力は決してその個人のために使われることはない。本人が望むような評価が与えられることもない。個人に係る全ての優れた要素は組織に吸収されていく。

当然である。その個人の力は、所属する組織の環境下で培われたものだと認識されるからだ。大きな組織、特に伝統的な企業にいては、「学閥」に見られる派閥が存在する。出身大学によって組織での働き方が変わる。変わることを無意識に強いられる。

学閥に限らず、大企業の組織内にはあらゆる派閥が存在し、どこの派閥に所属しているかによって、組織人としての評価が決まってくる。個人でいくら能力を発揮しても、その評価は所属する派閥の長(ボス)にもっていかれるのが現実だ。派閥選び、ボス選びに失敗してしまえば出世は見込めない。

問われるのは人間関係力。誰に「可愛がられるか」が大企業で生きる重要なポイントとなる。個人の力が意味を持つのは、派閥の幹部以上になってからだ。


以上がデメリット。

大企業のリアルを感じてもらえただろうか。学生からしたら現実感のない話かもしれない。それは、こういった負の側面を表だって学生に対して指摘する人があまりいないからだろう。


就活は、夢だけを盲目的に追っても無意味だ、と私は思っている。

プラスの側面だけに目や心を奪われることがあってはならない。時々、冷静になってマイナスの側面についても調べたり、考えたり、議論して欲しい。そうすることによって現実感のある就活を進めることができるのだ。

その結果、企業に入ってから後悔することもなくなるだろう。社会人になってから悔いるような事態を招いては欲しくない。

学生を見ていていつもそう思う。


(古波倉 正嗣)


ご案内

募集を探す
募集を探す
就活セミナーや会社説明会といった就活生向けの募集はもちろん、学年不問で参加できる海外インターンや長期有給インターンなどのスキルアップをする機会が豊富にあります。

業界研究
業界研究
就活生の多くが「やっていない」ことで、内定する人の多くが「やっている」こと。それが業界研究です。まずは興味のある業界のことを調べてみましょう。

選考対策
選考対策
大学受験と同じように就活においても対策できることはたくさんあります。エントリーシート選考や筆記試験。そして面接。自分に必要な対策を知り、選考に備えましょう。

就職ノウハウ
就職ノウハウ
自己分析や就活マナー、OB・OG訪問に代表される就活ノウハウに加えて、長期的なキャリア形成に関する情報や、ビジネスにも役立てることができる会計や法律の知識を含めた就職ノウハウを学びましょう。

企業研究
企業研究
志望している企業がある。興味がある企業がある。いろんな企業のことを知りたい。そう考える人に向けた企業の情報。それが企業研究です。

仕事研究
仕事研究
「就社」じゃなくて「就職」したい。自分が活躍できる仕事に就きたい。そう考える人に向けた仕事の情報。それが仕事研究です。

特集
特集
「素朴な疑問」「専門用語」「グローバル」「起業」「お金の話」「他の学生が何を考えているのか?」などの、多くの人が気になるテーマを特集しました。

人がいいね!と言っています。
SpecialContents
富士フイルム特別企画「ビジネスの現場で培われたビジネスの現場で培われた、リーダーに本当に必要なこと」を知る4時間。札幌・仙台・博多開催
コメント
コメントはまだありません。
ログインすると、コメントを入力できます
ジョブウェブに会員登録すると、コメントを入力できます。
人気企業に通過したESが見られる就活攻略など、 会員限定のサービスが満載です!
関連する記事